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林海象監督デビュー作
幻の名作がデジタルリマスターでよみがえる！

1986 ヴェネチア国際映画祭　批評家週間　正式招待／
1987 ベナルマデナ国際映画祭　グランプリ
（ヘラクレス賞）
1987 フィゲイラ・ダ・フォズ国際映画祭　グランプリ／
1987 ブルーデンツ国際映画祭　実験映画部門　グランプリ
第8回 ヨコハマ映画祭　自主製作映画賞・新人監督賞／
第41回 毎日映画コンクール　スポニチグランプリ　新人賞

日本が夢みていた頃・・・。永遠の眠りにつく日も近い老女優は自分自身のドラマを完結させるべく、生涯の夢を演じはじめた・・・。

映像探偵社製作、シネセゾン配給で1986年に劇場公開された『夢みるように眠りたい』がデジタルリマスターとなってよみがえる。
本作は『私立探偵濱マイク』シリーズはじめ『アジアンビート』『ZIPANG』『彌勒　MIROKU』などの作品を映画を世に放ってきた。林監督のデビュー作である。当時29歳、全く無名で現場経験もゼロだった林海象が、モノクロ・サイレントの手法を用いて撮った昭和30年代頃の浅草を舞台にした探偵物語。当時、唐十郎の劇団「状況劇場」で活躍していた佐野史郎の映画初出演＆主演作。その他、本作が遺作となった吉田義夫、本作が38年ぶりのカムバックとなった戦前からの大女優・深水藤子、数多くの名作に出演する怪優・大泉滉、ミュージシャンのあがた森魚、遠藤賢司といった個性派が脇役を固めている。