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監督・脚本を務めたセリーヌ・ヘルドとローガン・ジョージは、短編作品『Caloline』がカンヌ国際映画祭やSXSW映画祭などで注目を浴び、本作で長編デビュー。その後「モダン・ラブ」や「サーヴァントターナー家の子守」など話題のテレビシリーズに参加。来年にはM・ナイト・シャマランプロデュースのスリラー映画『The Vanishing at Caddo Lake』の公開が控えている、アメリカで今もっとも注目されるクリエイターとなった。人物に寄り添う優しさとエスカレートするサスペンスを巧みに織り交ぜる作風が高く評価され、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のK Period Media、『フォックスキャッチャー』『シング・ストリート 未来へのうた』のLikely Story、『ビースト・オブ・ノー・ネーション』のRed Crownといった複数の独立系映画制作会社が本作を共同でプロデュース。見逃せない一作が完成した。
N.Y.の地下鉄のさらに下に広がる暗い迷宮のような空間で、ギリギリの生活を送っているコミュニティがあった。ある日、不法住居者を排除しようと市の職員たちがやってくる。隠れてやり過ごすことができないと判断したニッキーは、5歳の娘リトルを連れて地上へと逃げ出すことを決意する。初めて外の世界を体験するリトルは、眩いばかりの喧騒の中で、夜空にまだ見ぬ星を探し続ける。N.Y.の街で追い詰められていく母娘に、希望の光は降り注ぐのだろうかー。
ザイラ・ファーマー、セリーヌ・ヘルド、ファットリップ、ジャレッド・アブラハムソン
監督・脚本:セリーヌ・ヘルド&ローガン・ジョージ