©Theatrical-Live『Relic』製作委員会
2015年10月、朗読劇×映像×音楽×パフォーミングアートで表現する新しい舞台のカタチ“シアトリカル・ライブ”が生まれた。
第1弾は今日マチ子原作の漫画「みつあみの神様」(集英社刊)を舞台化、観客や批評家から高い評価と多くの支持を獲得した。その第2弾となる本作「Relic」は、江戸時代に実存した風魔忍者最後の棟梁:風魔小太郎の捕縛劇を背景にした完全オリジナルストーリーの舞台化。新しい舞台のカタチ“シアトリカル・ライブ第2弾”を完全収録したのがこのDVDである。
〜これは正義か悪事か〜
1603年 風魔小太郎が処刑された。その真相を誰も知らない……。今から400年前の東京、まだ江戸と呼ばれていた時代に天下を平定した徳川家康は急ピッチでこの首都建設を進めていた。その一方で、戦なき世に役割を終えた多くの忍(しのび)達は生きる場所を失い、食うに困り、その忍の術を用いて盗賊団へと成り下がっていった。 幕府はただちに忍盗賊(しのびとうぞく)の捕縛に乗り出すが、摩訶不思議な術を使う彼らを前になすすべがなかった。窮地に追いやられた幕府は三人の男達に白羽の矢を立てる。彼らこそ、日ノ本最強と謳われた元・風魔忍者:鳶沢甚内(とびさわ・じんない) 庄司甚内(しょうじ・じんない) 高坂甚内(こうさか・じんない) 人呼んで、江戸の三甚内である。 毒は毒をもって制す。忍は忍を持って制す……彼らは公儀・忍盗賊改め方、世にいう「忍殺(しのびごろ)し」である。
中村悠一 (鳶沢甚内 役) 朴璐美 (風磨小太郎 役) 蒼井翔太 (庄司甚内 役) 井上和彦 (高坂甚内 役) 新・純邦楽ユニットWASABI 吉田良一郎(津軽三味線)/元永拓(尺八)/美鵬直三朗(太鼓・鳴り物)/市川慎(箏・十七絃) /荒井靖水 (薩摩琵琶)
原作・脚本・演出 : 藤沢文翁 音楽監督 : 吉田良一郎(吉田兄弟)
※本商品は公演会場で予約販売されたDVDと同価格の同一商品ですが、会場予約特典の封入物等は付属していません。