■2012年テッサロニキ国際映画祭 Open Horizons賞受賞
■2012年ハヴァナ映画祭 最優秀作品賞受賞
■2012年サンパウロ国際映画祭 観客賞受賞
■2012年ナショナル・ボード・オブ・レビュー 外国語映画賞トップ5受賞
■2013年ヘルシンキ国際映画祭 観客賞受賞
■2013年Cinema for Peace Awards受賞 他多数!!!
1988年、ピノチェト独裁政権末期の南米チリ。フリーの広告マンとして忙しい日々を送っているレネ・サアベドラ(ガエル・ガルシア・ベルナル)のもとに、友人ウルティア(ルイス・ニェッコ)が訪ねてくる。ウルティアは反独裁政権の左派メンバーのひとりで、近く実施される政権の信任継続を問う国民投票の反対派「NO」陣営の中心人物であった。今回、投票までの27日間、政権支持派「YES」と反対派「NO」それぞれに1日15分のPR ができるテレビ放送枠が許され、広告やCM 制作の責任者として新進気鋭のクリエーターであるレネに白羽の矢が立ったのだ。政権が対外的に平等をアピールしているだけの出来レースと、気乗りしないレネだったが、次第にプロの広告マンとしてのプライドをかけて制作に取り組むようになっていく―。
ガエル・ガルシア・ベルナル『天国の口、終わりの楽園。』/
アルフレド・カストロ/アントニア・セヘルス/ルイス・ニェッコ/マルシアル・タグレ
監督:パブロ・ラライン/脚本:ペドロ・ペイラノ/オリジナル戯曲:アントニオ・スカルメタ『国民投票』