暴力が蔓延るコロンビアの都市メデジンを舞台に、麻薬、売春、テロ、殺人といった闇の中で生き抜く美貌の女暗殺者ロサリオの劇的生涯を追う。
8歳の時、レイプされた義理の父親の局部を鋏で突いて復讐を遂げたことから、「鋏のロサリオ」と呼ばれたスラム出身の女。 目を見張るほどの美貌と、激しく攻撃的でありながら痛々しいほどの脆さを併せ持つ彼女は、全ての男を魅了する。 死と隣り合わせの過激な生き様、激しく痛々しく心も体も剥き出しにする、セクシーアクションの決定版!

胸と尻を整形し200人以上を殺したと噂され、犯罪組織の女帝として畏れられたロサリオ役に 魅力あふれるラテン女優・フローラ・マルティネスが体当たりで挑む! パーフェクトな裸体をさらし、荒々しくも傷ついたヒロインを熱演!!

ホルヘ・フランコ 1962年、コロンビア生まれ。著書『呪われた愛』『悪い夜』『パライソ・トラベル』など。 1999年に発表された「ロサリオの鋏」はコロンビア国内でガブリエル・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』 以来のベストセラーとなり、スペインのハムレット国際小説賞受賞。日本では河出書房新社より訳本が出版されている。 ホルヘ・フランコは「第二のガルシア・マルケス」と呼ばれているが、ガルシア・マルケス本人も彼を高く評価しており、 映画テレビ国際学園の講師に招いている。