ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ

俺たちの夜は、あまりにも短い。

2020年2月28日よりヒューマントラストシネマ渋谷・
新宿ピカデリーほか全国劇場公開作品

第71回カンヌ国際映画祭≪ある視点部門≫正式上映
第55回金馬奨　≪撮影・音楽・音響賞≫三部門受賞

彗星の如く現れた、新世紀の鬼才ビー・ガン監督作品
それは夢なのか、記憶なのかー
愛したひとの面影を追って、男がたどり着いた場所とは？

2015年に『凱里（かいり）ブルース』で彗星の如く現れた、弱冠26歳・稀代の天才と称されたビー・ガン監督。彼は瞬く間に国際的評価を獲得し、同年の新人監督に与えられる賞を総なめにしていった。その彼が、3年の歳月を経てカンヌ国政映画祭で本作を発表。映画のプロフェッショナルから驚嘆と賞賛の声が上がった。映画が始まって80分ほど時間が経過した時ー、主人公が観客に“あるサイン”を送ったその瞬間から、観客は一台とのカメラとともに、イルミネーションに彩られた架空の街：ダンマイに迷い込む。60分間、一発勝負のノーカット、ワンショット撮影。（※劇場公開時は3D映像）俳優やスタッフたちの同時進行による息遣いまでもが聞こえてきそうな、スリリングでリアルなシーンの連続。観客を夢幻の映像体験へと導く本作は、中国本土において、たった一日で41億円の興行収入を記録！全米でも30週に迫るロングランヒットを記録した。

STORY

父親の死を機に、12年ぶりに故郷に帰ってきた男。彼はその地で、若くしてマフィアに殺害された幼馴染みや、自分を捨てて養蜂家の男と駆け落ちした母親の記憶のかけらを拾い集めるように、想い出の街を彷徨っていた。そして何より彼の心を惑わせたのが、ある運命の女のイメージだった。その女は、自分の名前を香港の有名女優と同じ、ワン・チーウェンだと言った。男はその女の面影を追って、現実と記憶と夢が交差する、ミステリアスな旅に出る——。

STAFF

監督・脚本：ビー・ガン／美術：リウ・チアン／撮影：ヤオ・ホンイー、ドン・ジンソン、ダーヴィッド・シザレ／照明：ウォン・チーミン／音響：リー・ダンフェン／音楽：リン・チャン、ポイント・スー　主題歌：［墨緑的夜］邰肇玫／衣装：イエ・チューチェン、リー・ファ

RELEASE

＜発売日＞2021年11月3日（水）
＜原題＞地球最后的夜晩
＜英題＞Long Day's Journey Into Night
＜製作年度＞2018年
＜Blu-ray仕様＞カラー／本編138分+特典映像／ビスタ／音声：中国語／日本語字幕／DTS-HDマスターオーディオ5.1ch／50GB
＜DVD仕様＞カラー／本編138分+特典映像／ビスタ／音声：中国語／日本語字幕／ドルビーデジタル5.1ch／片面2層
＜Blu-ray特典映像（DVD未収録）＞Behind the Scenes（約1分30秒）／GQスペシャルコンテンツ対談　坂本龍一×ビー・ガン
＜Blu-ray＆DVD共通特典映像＞劇場予告編集≪3D上映劇場版予告編／2D上映劇場版予告編／特報／WEB限定版予告／中国オリジナル予告編／中国オリジナル予告編スイートワードリミックスエレクトロニカ編（日本未公開）／中国オリジナル特報≫
＜品番＞Blu-ray：OED-10768／DVD：OED-10769
＜価格＞Blu-ray：4,800円(税抜)／DVD：3,800円(税抜)
＜発売元＞バジル／リアリーライクフィルムズ
＜販売元＞オデッサ・エンタテインメント