山逢いのホテルで

山逢いのホテルで

心の結び目がほどけていく

2024年11月29日~シネスイッチ銀座/
アップリンク吉祥寺ほかにて全国劇場公開
第76回 カンヌ国際映画祭 ACID部門オープニング作品
第19回 チューリッヒ映画祭
フォーカスコンペティション部門 特別賞受賞
第42回 バンクーバー国際映画祭
ヴァンガード部門観客賞受賞

セザール賞に輝く名優ジャンヌ・バリバール主演作品
解放されたいすべての女性に贈る、切なさが胸を打つ大人のラブストーリー

主演は、マチュー・アマルリック監督『バルバラ セーヌの黒いバラ』(17)でセザール賞主演女優賞に輝き、『ボレロ 永遠の旋律』(24)では圧巻のダンスを披露した、フランスの名優ジャンヌ・バリバール。熟年を迎えた女性の孤独から、息子に無償の愛を捧げる母としての優しさ、情熱的な恋に落ちる女性の可憐さまでを見事に表現している。監督・脚本を手掛けたのは、ファッションデザイナーとして活躍したのちに本作で長編監督デビューを果たした、スイスの新鋭マキシム・ラッパズ。俳優たちの魅力を掬い取る繊細な眼差しや、じっくりと時間をかけて感情の変化を紡ぎ出す長編デビュー作とは思えない手腕を発揮している。スイスの壮大な山々と湖畔に囲まれた、世界最大級のグランド・ディクサンス・ダムの麓に実在するホテルを舞台に、息子への献身的な愛と現実逃避の夢の間で揺れる女の姿を描く。

STORY

スイスアルプスをのぞむ小さな町で、障がいのある息子をひとり育てる仕立て屋のクローディーヌ。毎週火曜日、彼女は山間のリゾートホテルで一人旅の男性客を選んでは、その場限りのアヴァンチュールを楽しむ、もう一つの顔を持っている。そんな中現れたある男性との出逢いが、彼女の日常を大きく揺さぶることになる。もう恋を追いかけることなど想像もしなかったクローディーヌは、再び女として目覚めようとしていた……。

CAST

ジャンヌ・バリバール トマス・サーバッハー ピエール=アントワーヌ・デュベ ヴェロニク・メルムー

STAFF

監督・脚本:マキシム・ラッパズ 撮影:ブノワ・デルヴォー 編集:カロリーヌ・ドトゥルネー 音楽:アントワーヌ・ボドソン

RELEASE
  • <発売日>2025年6月4日(水)
  • <原題>Laissez-Moi
  • <英題>Let Me Go
  • <レーティング>R15+
  • <製作年度>2023年
  • <製作国>スイス、フランス、ベルギー
  • <DVD仕様>カラー/本編92分/ビスタ/フランス語/日本語字幕/ドルビーデジタル5.1ch/片面1層
  • <特典映像>劇場予告編
  • <品番>OED-11079
  • <価格>4,000円(税抜)
  • <発売元>ミモザフィルムズ
  • <販売元>オデッサ・エンタテインメント