最悪な子どもたち

最悪な子どもたち

問題だらけの子どもたちと、
完璧じゃない大人たち。
ともに過ごした、
北フランスのひと夏の映画撮影—。

2023年12月9日~シアター・イメージフォーラムほか
全国劇場公開作品
第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門
グランプリ(最高賞)受賞
第15回アングレーム映画祭(フランス) 最優秀作品賞受賞
第26回アメリカ・フランス映画祭 最優秀新人作品賞受賞
第20回アリス・ネッラ・チッタ ローマ国際映画祭(イタリア)
最優秀女優賞受賞
第6回平遥国際映画祭(中国) 観客賞受賞

★オーディションで数千人の子どもたちと向き合った経験をもとに描いた、元キャスティングディレクターと演技コーチの経歴をもつ監督ふたりの長編デビュー作

「知性と感情の両方に訴えかける傑作」「映画制作のモラルを問う真摯な作品」と絶賛された本作の監督は、キャスティングディレクターや演技コーチとして多くの若者と接してきたリーズ・アコカとロマーヌ・ゲレからなる新進監督コンビ。かねてより「なぜ映画というジャンルが、過酷な環境で生きる子どもたちに惹かれカメラを向けようとするのか?」と関心を持ったことが本作企画の始まりで、長期にわたる取材やキャスト探しを経て、実体験を活かした初長編となる本作を完成させた。主人公の子ども4人を演じるのは、実際に撮影地の学校や児童養護施設でのオーディションに参加し、選ばれた演技未経験の子どもたち。作中では、はみ出し者のレッテルを貼られた主人公たちが、映画の現場でさまざまな壁にぶつかりながら、自身の新たな可能性を発見していく過程を全身で体現する。一方、アート系映画監督の役に扮するのは『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』などでの名演で知られ、劇作家・映画監督としても活躍するヨハン・ヘルデンベルグ。芸術表現の追求と大人の責任の間で揺れる複雑なキャラクターを人間味豊かに演じる。

STORY

ある夏の日、フランス北部の荒れた地区を舞台にした映画が企画され、地元の少年少女を集めた公開オーディションが開かれる。選ばれたのは、異性との噂が絶えないリリ、怒りをコントロールできないライアン、心を閉ざしたマイリス、そして出所したばかりのジェシーの4人のティーンエイジャーたち。出来上がったシナリオは、彼ら自身をモデルにした物語だった。主役は問題児ばかり。波乱に満ちた映画撮影がはじまる—。

CAST

マロリー・ワネック ティメオ・マオー ヨハン・ヘルデンベルグ ロイック・ペッシュ メリーナ・ファンデルプランケ

STAFF

監督:リーズ・アコカ、ロマーヌ・ゲレ 脚本:リーズ・アコカ、ロマーヌ・ゲレ、エレオノール・ギュレー

RELEASE
  • <発売日>2024年7月3日(水)
  • <原題>Les Pires
  • <英題>The Worst Ones
  • <製作年度>2022年
  • <製作国>フランス
  • <DVD仕様>カラー/本編100分/シネスコ/フランス語/日本語字幕/ドルビーデジタル5.1ch/片面1層
  • <特典映像>劇場予告編
  • <品番>OED-11034
  • <価格>4,000円(税抜)
  • <発売・販売元>マジックアワー
  • <販売代理>オデッサ・エンタテインメント