©森沢明夫/双葉社 ©2018「きらきら眼鏡」製作委員会
「夏美のホタル」「ふしぎな岬の物語」等多数の小説が映画化されてきた人気作家・森沢明夫。
「最後の1ページまで切ない・・・」と絶賛された恋愛小説「きらきら眼鏡」を、森沢自らが犬童一利に熱烈なオファーをし映画化が実現した。 きらきら眼鏡とは、心にかける眼鏡。心の持ち方ひとつ、考え方ひとつで、何気ない日常を輝かせる生き方である!
主演の明海役にはワークショップの末に新人の金井浩人を抜擢。金井のピュアで実直な演技が明海のキャラクターに重なり、見事に初の大役を成し遂げた。その金井とW主演となるあかね役には、『そこのみにて光輝く』『ジョゼと虎と魚たち』などで、映画史に残る名作に多数出演してきた唯一無二の存在感を放つ演技派女優、池脇千鶴が挑む。
その他、あかねの恋人・裕二役に安藤政信、NHK朝の連続ドラマ「半分、青い」の古畑星夏、『あのコの、トリコ。』『春待つ僕ら』の杉野遥亮、カンヌ受賞作『万引き家族』で印象的な演技をみせた片山萌美ら旬な若手俳優から、鈴木卓爾、山本浩司、モロ師岡ら個性派・実力派が結集し、物語に彩りと厚みを加えている。
本作は、「ロケ地から日本を元気に!」をテーマに、2018年もっとも人を動かし、まちの観光を活性化させた作品と地域に贈る「第9回ロケーションジャパン大賞」にて、錚々たる作品と並び審査員特別賞を受賞!
企画段階から船橋市民が主体的に関わり、資金集めから、撮影支援、エキストラの手配、映画のPR活動など、市民力を発揮して映画を完成させた。その結果、9/7~の船橋ららぽーとTOHOでの上映では6週間で9000人以上を動員し、並みいる大作をおさえて、2018年9月の動員数1位を記録した!
「時間って命と同じだから、もたもたしてたら時間切れになっちゃうよ」。恋人の死を乗り越えられずにいた明海は、一冊の古本がきっかけで出会ったあかねから、そう教えられる。いつも前向きで笑顔のあかねは、見たものぜんぶを輝かせる“きらきら眼鏡”をかけているという。だが、彼女もまた余命宣告された恋人の裕二と向き合うつらい現実を抱えていた。過去から立ち直れず、もがきながら生きてきた明海にとって、毎日を輝かせようとするあかねに、次第に惹かれていく―。
金井浩人、池脇千鶴、古畑星夏、杉野遥亮、片山萌美、志田彩良、安藤政信
原作:森沢明夫「きらきら眼鏡」(双葉文庫)/エンディング曲:「Reminiscence〜回想〜」柏木広樹 feat.葉加瀬太郎&西村由紀江
監督:犬童一利/脚本:守口悠介/プロデューサー:相羽浩行/アシスタントプロデューサー:杉浦美奈子/キャスティング:前信介/撮影:根岸憲一/照明:左納康弘/録音:根本飛鳥/美術:吉川都和/音楽:神村紗希