TANIZAKI TRIBUTE『神と人との間』

神と人との間

谷崎潤一郎の一大スキャンダル
“細君譲渡事件”を基にした底辺の愛の物語

【第30回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門正式出品作品】

近代日本文学の大文豪、谷崎潤一郎の膨大な数の作品の中から、3人の映画監督が自分たちの描きたい作品を選び、それらの作品を原案に3本の現代劇を制作する企画『TANIZAKI TRIBUTE』作品。

日本映画界において独自の存在感を放つ渋川清彦と「TEAM NACS」の戸次重幸が初競演にしてW主演。二人と泥沼の三角関係に陥るヒロイン朝子役に内田慈、朝子の親友役を山田キヌヲといった演技派が脇を固めている。

『グレイトフルデッド』や『下衆の愛』で世界各国から高い評価を受けた内田英治監督が、谷崎潤一郎の一大スキャンダル“細君譲渡事件”をモチーフにした異色の同名小説を原案に、現代劇として甦らせる!

STORY

町医者の穂積(渋川清彦)と、親友で売れていない漫画家の添田(戸次重幸)はともに熱帯魚屋で働く朝子(内田慈)に惚れている。ある日、穂積は自ら身を引き、添田と朝子は結婚する。その後しばらくすると、添田は愛人を作り朝子を虐待し、そのうえ穂積と朝子が不倫をするようにけしかけたりするなどサディストと化すのだった。かつての親友に馬鹿にされ挑発されながらも一心に朝子を想い続ける穂積。しかしある事件をきっかけにその純愛は憎悪へと変貌する…。

CAST

渋川清彦 戸次重幸 内田慈
山田キヌヲ 萬歳光恵 根矢涼香

STAFF

原案:「神と人との間」谷崎潤一郎 監督・脚本:内田英治
プロデューサー:佐藤友彦 共同プロデューサー:藤井宏二 小美野昌史
撮影:伊藤麻樹 照明:佐藤宗史 録音:伊藤裕規 美術:佐藤希 

RELEASE
  • <発売日>2018年7月3日(火)
  • <製作年度>2018年
  • <製作国>日本
  • <レイティング>R-15
  • <DVD仕様>カラー/本編89分+特典映像(19分)/シネマスコープ/日本語/2chステレオ/片面1層
  • <特典(予定)>メイキング
  • <品番>OED-10467
  • <価格>4,800円(税抜)
  • <発売元>2018「TANIZAKI TRIBUTE」製作委員会
  • <販売元>オデッサ・エンタテインメント