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心と身体を癒す「セラピスト」と呼ばれる職業の人たちはここ数年で急増し、人気職業の1つとなっている。心理セラピストやリラクゼーションセラピストなど、“心”にアプローチするセラピストや、理学療法士や鍼灸師など国家資格を得て施術する、“身体”にアプローチするセラピストなど、たくさんのセラピストが存在している。本作は、仕事で挫折し、心が折れてしまった1人の女性が “セラピスト”という職業と出会い、一緒に働く仲間やお客様の人生模様を通じて気づく、いくつもの「ありがとう」を描いたヒューマンドラマ。監督は『影踏み』『犬部!』など、話題作が続く篠原哲雄。自信を失くした女性が、セラピストという職業を通して成長している姿を丁寧にすくいあげ、さわやかな感動作が誕生した!
新米セラピストの主人公・里奈を演じるのは、映画『フォルトゥナの瞳』や、NHK総合ドラマ『これは経費で落ちません!!』など、女優・モデル・タレントとして幅広く活躍する松井愛莉。今回が映画初主演となる。元プロ野球選手の碓氷役に八木将康(劇団EXILE)、碓氷の友人・上坂役に水野勝(BOYS AND MEN)。里奈が働くリラクゼーション店の仲間には、中島ひろ子、矢柴俊博、秋沢健太朗、橋本マナミら実力派俳優が集結。さらに里奈の父・一ノ瀬太郎役に渡辺裕之が務め、里奈の人生を温かく支える。そして、里奈がセラピストを目指すきっかけとなるカリスマセラピスト役には藤原紀香が扮し、セラピストという職業の素晴らしさを観客にも伝えてくれる。
仕事の激務で心が折れてしまった一ノ瀬里奈(松井愛莉)は、偶然出会った有名セラピスト・鈴木カレン(藤原紀香)の施術体験で、心と身体がつながっていることを実感し、勢いで転職してしまう。当然、最初からうまくいくはずもなく、「自己満足なんじゃないの」と厳しい言葉を浴びせたのは、怪我のトラウマに苦しむ元プロ野球選手の碓氷隼人(八木将康)。元強打者のスター選手だったと知った里奈は碓氷がコーチ指導をしているバッティングセンターに向かう。自分の施術で、碓氷の再起を手伝えないか...里奈はカレンを訪ねることにした。
松井愛莉 八木将康(劇団EXILE) 水野勝(BOYS AND MEN) 中島ひろ子 秋沢健太朗 寒川綾奈 佐々木みゆ 矢柴俊博 橋本マナミ 渡辺裕之 藤原紀香
監督:篠原哲雄/脚本:鹿目けい子、ますもとたくや、錦織伊代/音楽:GEN(Dur moll・Vanir)/主題歌:「癒し」RAY (ビクターエンタテインメント) 挿入曲:「幸せ」SANOVA (ビクターエンタテインメント)