© VEIT HELMER FILMPRODUKTION BERLIN
長編デビュー作『ツバル』で衝撃の長編デビューを果たし、最新作『世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方』が公開されたばかりの鬼才ファイト・ヘルマー監督の代表作、心温まる異色のファンタジック・ラブストーリー!
様々な国々から何万人もの人々が行きかう空港を舞台に、そこに暮らす不法入国者たちの交流を描いたハート・ウォーミングな物語。シリアスな題材を扱いながらも、笑って感動できるストーリーに仕上げられている。
『アイアン・スカイ』など大作でも活躍するウド・キア、『クリミナル・ラヴァーズ』のミキ・マノイロヴィッチ、『ピンクパンサー』のバート・クウォークら、10カ国もの国から集まった多彩で個性的なキャスト陣も魅力たっぷり。
ドイツのフランクフルト空港。パイロットを夢みて密入国を試み捕まったロシア人青年アレクセイは、空港でエンジニアとして働くダックの手引きで不法入国者の収容所から脱出し、彼の下で空港の地下迷宮で暮らしながら働くことに。そこにはほかにもワケありの多種多様な不法入国者たちがいた。仕事はきついが、ベルトコンベアーで移動したり豪華な機内食の余りで食事をしたり。アレクセイは仲間たちと愉快な時間を過ごしていた。ある日、彼は空港で清掃係として働くインド人女性ニーシャと出会い恋に落ちる。フライトアテンダントを夢みる彼女だったが、祖国に残している三歳の息子のことを気にかけていた。そこでアレクセイは、インドからニーシャの息子を密入国させるために手を尽くすのだったが…。
マースミー・マーヒジャー/ヴァレリー・ニコライエフ(『ターミル』)
ミキ・マノイロヴィッチ(『やわらかい手』『クリミナル・ラヴァーズ』)
ウド・キア(『アイアン・スカイ』『ハロウィン』)
ソティギ・クヤテ(『グレート・ビギン』『パリ空港の人々』)
バート・クウォーク(『キス・オブ・ザ・ドラゴン』『ピンク・パンサー』)
監督・製作:ファイト・ヘルマー(『世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方』『ツバル』)
脚本:ファイト・ヘルマー、ゴルダン・ミヒッチ/撮影:ヨアヒム・ユンク