エマの瞳

エマの瞳

私たちには見えているのだろうか?本当のことが

2019年3月23日(土) 新宿武蔵野館
横浜シネマ・ジャック&ベティほかにて公開
2017 ヴェネチア国際映画祭
アウト・オブ・コンペティション部門正式出品作品
2017 オルデンブルグ映画祭 正式出品作品
2017 ゲント国際映画祭 正式出品作品
2018 スイス映画賞 作品賞ノミネート
2018 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞
主演女優賞ノミネート

名匠、シルヴィオ・ソルディーニ監督 『ベニスで恋して』×
イタリアが誇る名女優・ヴァレリア・ゴリノ『レインマン』『はじまりの街』
豪華スタッフ・キャストが、<みること><みえること>の意味を問う野心作

ヴェネチア国際映画祭で世界初上映された、イタリアの名匠シルヴィオ・ソルディーニ監督の最新作。イタリア・ローマを舞台に、盲目で視覚が<みえない>ながらも自立して生きるエマと、内面を<みつめる>ことに臆病な広告マンでプレイボーイのテオが出逢い、傷つけ合いながらも変化していく、大人の恋の行方を描く。
エマを熱演したのは、ヴェネチア国際映画祭で2度の主演女優賞に輝いたヴァレリア・ゴリノ。1988年の『レインマン』では、トム・クルーズの恋人役も務めた、イタリアを代表する演技派女優のひとりである。典型的プレイボーイのテオを見事に演じたのは、名優ジャンカルロ・ジャンニーニの息子、アドリアーノ・ジャンニーニ。

STORY

イタリア、ローマ。広告代理店に勤めるテオは、典型的なプレイボーイ。恋人、愛人、家族とは適度な距離を置いて向き合わないままに、仕事漬けの毎日を送っている。暗闇の中を白杖で進むダイアログ・イン・ザ・ダーク(DID)のワークショップに参加した彼は、アテンドスタッフとして働いていた盲目の女性・エマの声に魅せられる。思春期に視力を失った彼女は、フランス人の夫と離婚したのち、オステオパシー(理学療法士)の施術者として自立して生きている女性だった。テオは急速に彼女に惹かれていく。ふたりは関係を深めていくが、テオは恋人グレタと向き合えないままだった。そして、テオとエマがスーパーマーケットで一緒の所に、グレタが鉢合わせしてしまう。テオがグレタに「ボランティアをしている」と言い訳していたことを知り、深く傷ついたエマは…。

CAST

ヴァレリア・ゴリノ(エマ)/アドリアーノ・ジャンニーニ(テオ)/アリアンナ・スコンメーニャ(パッティ)/ラウラ・アドリアーニ(ナディア)/アンナ・フェルツェッティ(グレタ)/アンドレア・ペンナッキ(パオロ)/ベニャミーノ・マルコーネ(フラヴィオ)/マッティア・スブラジャ(ヴィットリオ)/ヴァレンティーナ・カルネルッティ(ステファニア)

STAFF

監督・原案・脚本:シルヴィオ・ソルディーニ/原案・脚本:ドリアーナ・レオンデフ、ダヴィデ・ランティエーリ/撮影監督:マッテオ・コッコ/編集:ジョルジョ・ガリーニ、カルロッタ・クリスティアーニ/美術:マルタ・マッフッチ/衣装:シルヴィア・ネビョーロ/録音:フィリッポ・ポルカーリ/音楽:ジャンルイージ・カルローネ

RELEASE
  • <発売日>2020年10月16日(金)
  • <原題>Il colore nascosto delle cose
  • <製作年度>2017年
  • <製作国>イタリア・スイス
  • <DVD仕様>カラー/本編117分/ビスタ/音声:イタリア語/日本語字幕/ドルビーデジタル5.1ch/片面1層
  • <特典映像>劇場予告編
  • <品番>OED-10697
  • <価格>3,800円(税抜)
  • <発売元>マンシーズエンターテインメント
  • <販売元>中央映画貿易
  • <販売代理>オデッサ・エンタテインメント