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アイルランドで2020年に封切られたのを皮切りに、各国で公開・配信され圧倒的な共感を集めた本作は米映画批評サイトRotten Tomatoesで94% freshを獲得(2022/9/22時点)。第17回アイリッシュ映画&テレビ賞(IFTA)で8部門ノミネート、2部門受賞の快挙を達成し、第32回ニューヨークLGBTQ映画祭「New Fest」特別賞を受賞。日本国内でも、第29回レインボー・リール東京、第31回 映画祭TAMA CINEMA FORUM、第20回EUフィルムデーズですでに上映が行われ、各回満席に。「ひたすらキュート」「涙腺崩壊した」「青春映画の傑作!」などSNS上でも絶賛のコメントが続々!劇中音楽は『Once ダブリンの街角で』で知られるヒュー・ドラムが担当。挿入歌としてPULPの「Mile End」やU2の「All I Want Is You」など、UK・アイルランド発の名曲たちが全編を彩る。また、衣装は、本作でIFTAのコスチュームデザイン賞にノミネートされた、ジョアン・オクレイが担当。アイルランドならではの美しい風景と音楽・衣装そのすべてがマッチし、懐かしい90年代を切り取ったこの映画をよりエモーショナルに昇華させている。
1995年、同性愛が違法でなくなってから2年後のアイルランド。同性愛者への差別や偏見が根強く残る田舎町で、自身がゲイであることを受け入れられない高校生・エディと、レズビアンであることを隠しているクラスメイトのアンバー。家族や同級生にセクシュアリティを悟られないように平穏に卒業を迎えるため、2人は“ニセモノの恋人”を演じることに!性格も趣味も全く違う2人だったが、ぶつかり合いながらも、悩みや夢、秘密を打ち明けるうちに、唯一ありのままの自分をさらけ出せる、かけがえのない存在になっていく。しかし、一緒に訪れた都会・ダブリンで、運命的な出会いによって新たな世界に触れた2人は、“理想的”だったこの関係にも終わりが近づいていることに気づいてしまい…。
フィン・オシェイ ローラ・ペティクルー シャロン・ホーガン バリー・ワード シモーヌ・カービー
脚本・監督:デイヴィッド・フレイン 製作:レイチェル・オケイン、ジョン・ケヴィル 撮影:ルーリー・オブライエン 美術:エマ・ローニー 衣装:ジョアン・オクレリー 音楽:ヒュー・ドラム、スティーブン・レニックス 挿入歌:PULP 「Mile End」/U2 「All I Want Is You」/Brenda Lee「You Can Depend on Me」ほか