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主演は、ハリウッド映画でも活躍し、『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』や『アネット』などで知られるフランスのトップ女優マリオン・コティヤールと、『わたしはロランス』でのロランス役や近作『それでも私は生きていく』でも素晴らしい演技を見せた人気俳優メルヴィル・プポー。二人が演じるのは、最高に美しくて、最高に仲の悪い、姉と弟の物語。パリの若者たちを描いた群像劇『そして僕は恋をする』以来、『キングス&クイーン』、『クリスマス・ストーリー』などで日本の映画ファンを魅了し続けてきた、フランスの名匠アルノー・デプレシャン監督の最新作。これまでも家族というモチーフを独特で卓越した視点でとらえてきたデプレシャン監督。何が理由かはわからないけれど、いつの間にか互いを許せなくなっている二人。誰もがどこかで思い当たる感情が、驚くほどにサスペンスフルに生き生きとスクリーンに息づく。デプレシャン作品らしい映画的興奮も忘れ難い、映画ファン必見の作品!
アリスは有名な舞台女優で、ルイは詩人。アリスは演出家の夫との間に一人息子がいて、ルイは人里離れた山中で妻と暮らしている。二人はもうずっと憎みあい、顔も合わせていない。そんな二人が両親の事故によって再会するのだが……。果たして、彼らが憎しみから解放されるすべはあるのだろうか?
マリオン・コティヤール メルヴィル・プポー ゴルシフテ・ファラハニ パトリック・ティムシット
監督:アルノー・デプレシャン/脚本:アルノー・デプレシャン、ジュリー・ペール/撮影監督:イリーナ・リュプチャンスキ/編集:ローランス・ブリオー/音楽:グレゴワール・エツェル/美術:トマ・バクニ/衣装:ジュディット・ドゥ・リュズ