©レスパスビジョン / ドリームキッド / 海象プロダクション
『夢みるように眠りたい』『我が人生最悪の時』『弥勒 MIROKU』などを手がけてきたほか、プロデューサーとしても活躍する林海象の、実に7年ぶりとなる新作映画。 2015年から2017年にかけて製作された、 『BOLT』『LIFE』『GOOD YEAR』の3つのエピソードで構成された人間ドラマ。主演は、林海象と何度もタッグを組んできた盟友、永瀬正敏。そのほか、佐野史郎、金山一彦、後藤ひろひと、大西信満、堀内正美、月船さららが脇を固めるほか、佐藤浩市が声の出演を果たしている。また、現代美術家、ヤノベケンジが香川・高松市美術館に創り上げた巨大セットや防護服などの近未来的なデザインも圧巻。
ある日、日本のある場所で大地震が発生。その振動で原子力発電所のボルトがゆるみ、圧力制御タンクの配管から冷却水が漏れ始めた。高放射能冷却水を止めるため、男は仲間とともにボルトを締めに向かう。この未曾有の大惨事を引き金に、男の人生は大きく翻弄されていく。
【episode1.BOLT】
大地震の影響で原子力発電所のボルトがゆるんだ。
冷却水が漏れ始めた圧力制御タンクの配管のボルトを命をかけて締めに向かう男たちの物語。
【episode2.LIFE】
原発事故後、避難指定地区に独り住み続けたひとりの老人が亡くなった。遺品回収に向かった男が直面する現実。
【episode3.GOOD YEAR】
クリスマスの夜、車修理工場に暮らす男の前に現れた一人の女。夢か幻か。
永瀬正敏 佐野史郎 金山一彦 後藤ひろひと テイ龍進 吉村界人 大西信満 堀内正美 佐々木詩音 佐藤浩市 月船さらら
脚本・監督:林海象 プロデューサー:根岸吉太郎 美術:ヤノベケンジ / 竹内公一 / 磯見俊裕 撮影:長田勇市