©映画『歩けない僕らは』
岩井俊二プロデュースの連続ドラマ「なぞの転校生」、 映画『罪の余白』ほかで女優として活躍中の若手実力派・宇野愛海(なるみ)、「おっさんずラブ(2016)」など人気作に出演が続く落合モトキ、NHK連続テレビ小説「なつぞら」の番長役で注目を浴びた板橋駿谷、『空(カラ)の味』主演で第10回田辺・弁慶映画祭女優賞受賞の堀春菜、映画『佐々木、イン、マイマイン』の細川岳、『今日から俺は!!劇場版』の門田宗大ら、今後の映画界での活躍が期待される若手キャスト陣と、『運命じゃない人』の山中聡、2019年に急逝した佐々木すみ江らベテラン勢のアンサンブルが織り成す、社会人1年目の成長物語!
映画の舞台は、回復期リハビリテーション病院。回復期リハビリテーションとは、脳卒中や大腿骨頸部骨折などの急性期を過ぎた患者さんに対して、1日2~3時間の集中的なリハビリを実施して、能力を回復させた状態での自宅や社会復帰を目的とした医療のこと。本作は、栃木県にある「リハビリテーション花の舎(いえ)病院」から、取材協力・脚本監修・現場監修の全面協力を得て制作されており、キャスト・監督が実際の現場を見学・取材したことで、ドラマに圧倒的なリアリティを生み出している。
宮下遥(宇野愛海)は、回復期リハビリテーション病院1年目の理学療法士。まだ慣れない仕事に戸惑いつつも、同期の幸子(堀春菜)に、彼氏・翔(細川岳)の愚痴などを聞いてもらっては、共に励まし合い頑張っている。担当していたタエ(佐々木すみ江)が退院し、新しい患者が入院してくる。仕事からの帰宅途中に脳卒中を発症し、左半身が不随になった柘植(落合モトキ)。遥は初めて入院から退院までを担当することになる。「元の人生には戻れますかね?」と聞く柘植に、何も答えられない遥。日野課長(山中聡)と田口リーダー(板橋駿谷)の指導の元、現実と向き合う日々が始まる。
宇野愛海 落合モトキ 板橋駿谷 堀春菜 細川岳 門田宗大 山中聡 佐々木すみ江
監督・脚本・編集:佐藤快磨 プロデューサー:登山里紗 撮影:加藤大志 撮影助手:勝亦祐嗣 照明:高橋拓 録音:吉方淳二 音楽:田中拓人 衣裳:馬場恭子 ヘアメイク:橋本申二 ヘアメイク助手:西田美香 助監督:葉名恒星 制作部:福島成人、原田親 スチール:西永智成