シンペイ~歌こそすべて

シンペイ~歌こそすべて

日本の流行歌は、この男から始まった

2025年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか
全国劇場公開作品
第15回北京国際映画祭パノラマ部門公式招待
北京・日本映画週間オープニング上映作品

『シャボン玉』『ゴンドラの唄』『東京音頭』など2000曲
誰もが知っているメロディを作った作曲家の知られざる生涯

音楽を愛する全ての世代に贈る、新たな音楽映画が誕生した!黒澤明監督の『生きる』で主演・志村喬が歌った『ゴンドラの唄』、「カチューシャかわいやわかれのつらさ」という歌詞が爆発的な流行語となった『カチューシャの唄』、日本映画初のタイアップ主題歌『東京行進曲』、盆踊りの定番曲『東京音頭』、子どもからシニアまでが口ずさむ『シャボン玉』や『てるてる坊主』・・・。明治に生まれ、大正・昭和を生き、今も歌い継がれる童謡、歌謡曲、音頭、民謡まで幅広いジャンルの約2000曲を残した作曲家・中山晋平(1887~1952)。その生涯を、彼の音楽とともに綴っていく。晋平役は映画初主演となる歌舞伎俳優・中村橋之助。18歳から亡くなる65歳までを見事に演じきった。『シャボン玉』などの作詞家、野口雨情役は三浦貴大。『東京行進曲』や『東京音頭』の作詞家・西條八十役は渡辺大。晋平の面倒を見る劇作家・島村抱月役は緒形直人。『東京行進曲』の歌い手で、晋平、雨情と〝全国歌の旅〞に出る歌手の佐藤千代子役は歌手としても活躍する真由子。奇しくも、名優を親に持つ二世俳優たちが物語を彩る。監督は『ハチ公物語』『遠き落日』の名匠・神山征二郎。23年9月から年24年4月まで、中山晋平ゆかりの長野県内をロケし、明治、大正、昭和の東京、長野を再現。四季折々の自然、雄大な山々も切り取っている。音楽を担当したのは、北野武監督の『その男、凶暴につき』の久米大作。中山の全曲はすべて新録音。エンディング・テーマ『ゴンドラの唄』は、俳優の上條恒彦が11年ぶりにレコーディングを行った。

STORY

信州に生まれ育った中山晋平(中村橋之助)は、少年時代に見た旅楽団のジンタに魅せられ、音楽の道に進むことを夢見る。18歳の時に、早稲田大学教授・島村抱月(緒形直人)の書生になる機会を得て、上京。書生の仕事をしながら苦学を重ね、3年後、難関「東京音楽学校」に入学する。借金を重ねながらも卒業した晋平は、抱月の劇団「芸術座」の劇中歌『カチューシャの唄』を作曲することに。看板女優・松井須磨子(吉本実憂)が歌った曲は演劇と共に大ヒットし、女手ひとつで育ててくれた母ぞう(土屋貴子)を安心させることができた。しかし、母が突然、病で倒れてしまう。故郷へ急ぐが、死に目に会えなかった。悲しみに暮れる中、母への思いを込め、二曲目の劇中歌『ゴンドラの唄』を生み出す……。

CAST

中村橋之助 志田未来 渡辺大 染谷俊之 三浦貴大 中越典子 吉本実憂 高橋由美子 酒井美紀 真由子 土屋貴子 辰巳琢郎 尾美としのり 川﨑麻世 林与一 緒形直人 ナレーション:岸本加世子

STAFF

企画・プロデュース:新田博邦 監督:神山征二郎 脚本:加藤正人 神山征二郎 音楽:久米大作 撮影・編集:小美野昌史 ゼネラル・プロデューサー:栁澤憲一郎 エグゼクティブ・プロデューサー:丸山和敏 配給:シネメディア 製作:「シンペイ」製作委員会2024

RELEASE
  • <発売日>2025年11月7日(金)
  • <製作年度>2024年
  • <製作国>日本
  • <DVD仕様>カラー/本編127分/シネスコ/ドルビーデジタル2.0ch/日本語/片面2層
  • <特典映像>劇場予告編
  • <セルDVD封入特典>豪華ブックレット ※初回分のみポストカード付
  • <品番>OED-11107
  • <価格>5,000円(税抜)
  • <発売・販売元>「シンペイ」製作委員会2024
  • <販売代理>オデッサ・エンタテインメント