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ポン・ジュノ監督を筆頭に韓国映画界をリードする新しい才能を絶えず輩出する名門映画学校・韓国映画アカデミーが、2022年に「今年の顔」として選出した新鋭イム・オジョンが本作で鮮烈な長編監督デビュー。奇抜な企画と想像力で評論家と観客を魅了した本作には、映画『わたしたち』『チャンシルさんには福が多いね』に携わったスタッフが参加していることでも話題を集めた。先入観やイメージが固定されていない新しい俳優に出会うべく、メインの3役をフルオーディションで選考。数多くの新人俳優の中で、オ・ウリ(「善意の競争」)、パン・ヒョリン(「エマ Aema」)、チョン・イジュ(「未成年裁判」)という新しい才能を発見した。みずみずしい新鋭俳優の中に、「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」、「涙の女王」の演技で“サイコパスな悪人”として大ブレイクを果たし、「イカゲーム シーズン2」にも抜擢された人気俳優パク・ソンフンがが脇を固め、見事な演技アンサンブルを魅せる。復讐と救いというテーマを、スクールカーストやカルト宗教といった社会問題も織り込みながら、予測不能の青春冒険譚としてフレッシュに描いた本作は、地獄のような現実にも小さな勇気を持つことで、かけがえのない美しい瞬間がくることを世界中の“ぼっち”たちに気づかせてくれる。『テルマ&ルイーズ』『ゴーストワールド』『ベイビーわるきゅーれ』に次ぐ、魅力的なガールズ・バディ・ムービーが韓国から誕生した!
いじめに悩まされてきたナミとソヌは、クラスメイトとの修学旅行に行かずに自殺を図ろうとするも断念。2人は死ぬ前に、自分たちをいじめた首謀者で、今はソウルで幸せに暮らすチェリンへの復讐のための2人だけの修学旅行に出る。ついにチェリンと再会するも、改心して女神のような善人に変わっていた。彼女が改心するきっかけとなったインチキくさい宗教団体の施設で過ごすことになった2人の復讐計画は果たして実行されるのか!?
オ・ウリ パン・ヒョリン チョン・イジュ パク・ソンフン
監督・脚本:イム・オジョン