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「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」は、映画24区が全国の自治体と組み「地域」「食」「高校生」をキーワードに作る映画シリーズ。今回の舞台は山梨県。食のテーマとなる「吉田のうどん」を作るシーンでは、地元のひばりが丘高校・うどん部の部員や、地元のうどん店が俳優たちに実技指導を行った。主演は、国内外の様々なフィールドで活躍する最注目の歌舞伎役者、片岡千之助。現代劇初挑戦ながら、ダメなオジサン役・的場浩司、クセのある隣人役・筒井真理子といった実力派に支えられて繊細な演技を披露している。また「うどん部」のくるみ役・藤嶋花音、亜美華役・柳明日菜、周太役・大迫一吹らフレッシュなキャスト陣が、時にコミカルに、時にもどかしく、メンドウな青春模様をイキイキと演じている。監督・脚本は、映画「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」の第1弾『36.8℃ サンジュウロクドハチブ』や『幸福(しあわせ)のスイッチ』『TUNAガール』などの話題作を手掛け続ける安田真奈。片岡礼子主演の実験的短編映画『あした、授業参観いくから。』ではJapan Film Festival Los Angeles 2022の最優秀脚本賞にも輝いている実力派監督が、うどんのように後味ホッコリ、心あたたまる映画を作り上げた!
遠山雄大(片岡千之助)は、地味で友達も少なく、学校生活もパッとしない高1男子。ある日、学校をサボっていたところ、酔っ払った洋食店の主人・桑原猛(的場浩司)にぶつかり、足を怪我させてしまう。雄大は買い出しなどを手伝うため洋食店に通いだし、隣人の千鶴(筒井真理子)は二人の様子に興味津々。やがて高校の「うどん部」が現れるが、彼らはやたらと一生懸命で…。ちょっぴりメンドウな人々が、うどんをこねたり、理屈をこねたり。荘厳な富士山の麓で繰り広げられる、アツくてメンドウな青春物語です。
片岡千之助 藤嶋花音 柳明日菜 大迫一吹 翔 佐藤鯨 鳴海翔哉 瑚海みどり 坂本ちえ 西山宏幸 内山由香莉 上村健也 筒井真理子 的場浩司
監督・脚本:安田真奈/プロデューサー:小林大悟 安井一貴 三谷一夫/企画:荻野弘樹 西村雄太/撮影:武村敏弘(J.S.C)/照明:古川昌輝/録音:吉方淳二/美術:古谷美樹/装飾:石渡由美/衣裳:江頭三絵/編集:藤沢和貴/音楽:西山宏幸/制作プロダクション・配給:映画24区/製作:山梨放送 映画24区