原作は2008年に少女コミック誌『花とゆめ』にて連載開始され、2012年に第1期、2014年には第2期のテレビアニメ化された人気コミック。同年にはゲーム化もされて人気は拡大し、ついに2015年にはミュージカル化された。
本作は昨年好評を博したミュージカルの2016年バージョン。脚本・演出を手掛けるのは昨年同様、テレビドラマや映画でも活躍中の秦建日子氏。
ミュージカル、ダンス、キャラソン、殺陣ありの、めくるめく楽しさのステージが再び繰り広げられる…♪
漫画やアニメ、ゲームなどを原作・原案にして、2次元の世界観を舞台にショー的な要素を加えたミュージカルや演劇のライブエンタテインメント。
2次元の漫画・アニメと3次元の舞台の中間として、ファンの間で自然発生的に2.5次元と名付けられたとされている。
2.5次元ミュージカルはこれまでの舞台芸術やミュージカルと比べ、出演俳優の知名度に左右されるスターシステムと異なり、個性のあるキャラクターやストーリーなど作品自体にファンが付いているのが特徴で、近年製作本数、観客動員数は急増している。
2014年3月には、2.5次元ミュージカルの発展と品質向上、海外発信を目的に活動する一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会も設立されている。
少女コミック誌「花とゆめ」(白泉社)で2008年6号から2016年12号まで8年に渡り連載された人気漫画「神様はじめました」。単行本は2016年4月現在24巻まで刊行されている。
ミュージカルは、単行本第2巻までの舞台化であり、巴衛が奈々生の神使になるまでを描いている。
ホームレス女子高校生が、住まいと引き換えに「神様」の仕事を…
父親が家出して、若い身空でホームレスとなってしまった女子高生・桃園奈々生。途方に暮れる奈々生の前に、「私の家を譲りましょう」という怪しい男が現れる。その男、実は土地神のミカゲ。たどり着いた家は廃神社で、そこにはミカゲに神使として仕えていた凶暴な妖狐・巴衛が居座っていた。土地神の力を宿した奈々生は、社の精である鬼切と虎徹に励まされながらミカゲ社の神様となって仕事をこなすが…。
寺島咲 八神蓮 南圭介 樋口裕太 加藤真央 燒リ悠未(LinQ) 高宗歩未 金魚わかな
由月杏奈 佐達ももこ 大場美奈(SKE48) 矢方美紀(SKE48) 奥仲麻琴
原作:鈴木ジュリエッタ/脚本・演出:秦 建日子
音楽:キャラクターソング作詞・作曲 SWEEP
劇中歌・劇伴:奈良悠樹(F.M.F)/舞台監督:赤坂有紀子/照明:島田昌明(銀河プロジェクト)/映像:清水隆司(銀河プロジェクト)