ほなまた明日

ほなまた明日

前しか向かれへん

2024年9月28日より新宿K's cinemaほか
全国劇場公開作品

新鋭・道本咲希監督による長編映画デビュー作
ヒリヒリとした現実を突きつける、新しい青春映画

写真家を目指し、不器用ながらも自分を信じて歩き続ける芸大生の草馬ナオ。その圧倒的な情熱に嫉妬や焦燥を抱えつつも、どこか救われていく同級生の友人たちー。同じ道を歩んでいるはずの彼らが、才能や境遇に折り合いをつけながらそれぞれの歩幅で進んでいく切なくも愛おしい日々が綴られる。登場人物たちの心のゆらぎをすくい取ったのは、19歳の切実な悩みを自ら主演して完成させた短編映画「19歳」が、PFFアワード2018審査員特別賞を受賞した道本咲希。SNSで見ず知らずの「いいね」の数に感情が左右されるようになった現代。他人の反応に流され、自分自身を信じ続けることが一段と難しくなった時代とも言える。そんな世の中の空気に危機感を覚えた監督が、自らの進む道を信じて歩き続ける女性を主人公に本作を完成させた。いままさに叶えたい夢をもつ人、そして、かつて夢があったすべての人の背中を“愛と痛み”をもって押す青春映画で、堂々の長編映画デビューを果たした。2025年5月、ウディネ・ファーイースト映画祭(イタリア)コンペティション部門に正式招待され、インターナショナルプレミア上映されている。

STORY

大阪。大学卒業を控えたある年の夏。写真家を目指す芸大生の草馬ナオ(田中真琴)は、写真中心の生活を送っていた。同じ写真学科の小夜(重松りさ)、山田(松田崚汰)、多田(秋田卓郎)は、写真に夢中になるあまり、人としてはどこか不器用なナオに振り回されつつ、その才能を認め彼女を応援していた。人生の岐路を前に、写真の本質に近づこうとするナオの情熱は、否応なしに3人の心をざわざわと揺らし、嫉妬や焦燥を生み、それぞれに“選択”を迫っていく。卒業後、写真家となったナオは、小夜、多田と久々の再会。そこで山田が失踪していることを知る。

CAST

田中真琴 松田崚汰 重松りさ 秋田卓郎 大古知遣 ついひじ杏奈 越山深喜 ゆかわたかし 加茂井彩音 福地千香子 西野凪沙

STAFF

監督:道本咲希 脚本:郷田流生 道本咲希 撮影:関瑠惟 照明:松島翔平 録音:坂元就 美術:畠智哉 スタイリスト:大場千夏 ヘアメイク:荒川瑠美 助監督:中村幸貴 制作:小林徳行 スチール:染谷かおり 劇中スチール:淵上裕太 編集:中村幸貴 音楽:大江康太 小金丸慧 入江陽 宣伝:平井万里子 題字・宣伝デザイン:三宅宇太郎 ラインプロデューサー:田中佐知彦 アソシエイトプロデューサー:大久保孝一 黒川和則 児玉健太郎 南太郎 渡辺雄介 プロデューサー:市橋浩治 特別協賛:真琴の愉快な仲間たち ラディアスセブン 制作:Ippo 製作・配給:ENBUゼミナール

RELEASE
  • <発売日>2025年10月3日(金)
  • <製作年度>2024年
  • <製作国>日本
  • <DVD仕様>カラー/本編99分/アメリカンビスタ/ドルビーデジタル2.0ch(ステレオ)/日本語/片面1層
  • <特典映像>劇場予告編
  • <品番>OED-11118
  • <価格>4,000円(税抜)
  • <発売元>ENBUゼミナール
  • <販売元>オデッサ・エンタテインメント