過激な暴力性と贖罪の行く末を描き、92年劇場公開当時物議を醸した問題作。ショッキングな内容と全編を支配する退廃的な空気感、そして、罪の意識に苦しみもがく主人公の荒々しい叫びが本能的に人々の心を捉えてはなさない。今も尚、世界中の映画ファンを虜にし続けるカルトムービー、待望の初DVD化!! ニューヨークから現代のニューオーリンズに舞台を移して製作されたリメイク版『バッド・ルーテナント』。リメイク版のメガホンをとったリヴェルナー・ヘルツォーク監督と本オリジナル版のアベル・フェラーラ監督との激しい舌戦も話題となった。オリジナル版 VS.リメイク版は映画ファンのみならず、多くの人に注目されている。 ドラッグとギャンブルと汚職に堕ち、人格崩壊寸前ながらも、刑事として、そして人間としての正義感を わずかに残した主人公の心の葛藤を全身で表現したハーヴェイ・カイテル。その存在感は怪物的とまで言えるほど。特に全裸で獰猛に叫ぶ姿は強烈で、観る者全てを圧倒する。 |
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