アイニ向カッテ

アイニ向カッテ

愛にまつわる苦しみの果てに
人は何を見つけるのだろうか

2019年10月~新宿K's cinemaほかにて全国劇場公開作品
第13回大阪アジアン映画祭 インディ・フォーラム部門

昔の女の夢、アルコール依存
断ち切れない過去を引きずって生きる男と支える女の愛と依存の狭間の物語

「愛とはなにか?」。これまで幾度となく繰り返され、そして、決して答えの出ることのなかったこの問いに、本作はひとつの道筋を提示する。監督は、2011年より自主制作での映画を多く手がけてきた高山康平。これまでに、『くだらない くだらない この世界。』などの監督作品があり、近年は「ハタラクティブ」のwebCMや、栗林すみれ「Little Piece」、柴山哲郎「開放ショー」といったミュージックビデオも多数手がけている。第13回大阪アジアン映画祭でも好評を博した本作が、初の長編作品にして、満を持しての劇場デビュー作となる。主人公の昭輔役には、サニーデイ・サービス「桜 super love」や大森靖子「死神」などのMV、多くの映画作品で活躍する田中一平。そして昭輔を支える泰子役には『台湾奇想曲~Taiwan Capriccio』などの向有美、昭輔の昔の女の佐和子役には『光と血』などの出原美佳がそれぞれ扮し、夢と現実、愛と依存のはざまで揺れる人間模様を織りなしている。

STORY

同郷の女・泰子と東京で同棲している漫画家・昭輔。泰子の献身的なサポートも虚しく筆は進まず、「一日3本まで!」と決めた酒の量は増え、次第に依存症へと堕ちていく。昭輔は眠りにつくと、昔同棲していた女・佐和子の夢を見る。彼は佐和子を裏切り、泰子と二人で上京してきたのだった。そんな泰子との生活も破綻しかけてきた頃、母が危篤との連絡が入る。昭輔は故郷へと戻ることになるが……。

CAST

田中一平 向有美 出原美佳 坂口候一 皆川鈴夏

STAFF

監督・脚本:高山康平/撮影監督:仁宮裕/録音:渡辺太一郎/照明:菊池祥太/美術:藤本楓/ヘアメイク:小林夏帆/助監督:羽石龍平、青木祐人/音楽:下梶谷雅人、唐沢寧、高山康平

RELEASE
  • <発売日>2020年8月5日(水)
  • <製作年度>2018年
  • <製作国>日本
  • <DVD仕様>カラー/本編76分/ビスタ/音声:日本語/ステレオ/片面1層
  • <特典映像>劇場予告編
  • <品番>OED-10674
  • <価格>3,800円(税抜)
  • <発売元>アルミード
  • <販売元>オデッサ・エンタテインメント